★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

ナンシー関 没後3年

ふと気づけば6月12日。ナンシー関さんの命日ですね。もうあれから3年がたとうとしているのですね。ナンシー関さんは、世界で唯一?の消しゴム版画家であり、かつ辛口テレビ批評家&コラムニストとしても知られていた方ですが……今、初めて知ったという人もます、ひょっとして?

という私がナンシー関さんのことを知ったのは、実は3年前。そう、彼女の急逝を伝えるニュースで初めてナンシー関さんのことを知ったのでした。

●訃報:ナンシー関さん急死、若すぎる39歳
http://www.nikkansports.com/jinji/2002/seikyo020612.html

テレビ番組やタレントらを素材にした辛口コラムが人気で……ということで、いったいどういうコラムを書いていたのだろう? と興味を持ちました。で、図書館にあった彼女の本を借りて読んでみたら、これがとても面白い。いろんなテレビ番組やタレントたちに対して辛口のコメントが、どれも見事に的を射ているのです。「あ、いわれてみればたしかに!」と、これまで気がつかなかった視点の存在に驚かされるとともに、大いに笑わされてしまったのでした。

しかし、こんなコラムを書く人がいたなんて……と知るきっかけになったのが、その著者の訃報だったというのは、なんともいいようがないのですが。

あれからもう3年。コラムの題材となるテレビ番組やタレントは以前よりもなんだかおかしな状況にあると感じられるのですが、どこがおかしいのか自分ではわからないわけで……もしナンシー関さんが生きていたなら、そのおかしさな部分をばっさり切って、私たちに見せてくれていたはず。その早すぎる死があらためて残念に思われたのでした。


ところで、亡くなった後もナンシー関さんの本はいくつか出版されています。例えば最近では『ナンシー関の「小耳にはさもう」ファイナル・カット』とか面白かったです。内容の一例を挙げると、松岡修造さんと長嶋一茂さんを比べて、二人の「バカの種類の違い」を『一茂はバカをリアクションで見せるが、修造はそのバカをファーストアクションから繰り出す』と指摘していたり……個人的には「なるほど」と思ったのですが?(笑)。

ボン研究所ナンシー関さんのサイト。まだ見られるのがうれしいですね)
http://www.bonken.co.jp/


#ぜんぜん話は変わりますが、「三回忌」って没後2年目でしたね(苦笑)ちなみに1年目は一周忌。
http://www.jodo.or.jp/knowledge/soshiki/index_22.html