★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

子供に対する接客について考えた

古書店での出来事。「いらっしゃいませ!お買い上げありがとうございます!」レジのほうから女性店員の大きな声が聞こえた。ふっと見ると、小学3,4年生ぐらいの男の子がカウンターの前にいる。ゲームソフトを買ったらしい。

女性店員の声が続く。「○○円になります。……ハイ、一万円よりお預かりいたします。」と非常に丁寧かつはきはきとした口調。とてもしっかりした接客態度で好感が持てる……はずなのだが、どうもひっかかる。

なぜかといえば、客が小学生だったから。要するに子供に対して、大人である店員が大人の客と同様の接客態度をとっていることに、どうも違和感を感じてしまったのである。

もちろん、店の接客マニュアルが子供・大人の区別なく同じに対応するように決められているのだろう。また客である以上は年齢などで区別することなく、同じ接客態度をとるのが当然、という考えもあるだろう。それは理屈ではわかるのだけれど、実際に目にすると、子供に対して大人同様に丁寧語で対応するというのは、やはり変なのである。その原因は、本来の「大人対子供」という関係が消えてしまっているから、だろう。

だからといって、子供の客には丁寧に対応しなくてもよい、というわけではない。要は、子供に対してはそれなりの接客態度(マニュアル?)を用意すればよいのでは? と思うのである。別に大人同様の敬語は使わなくても「いらっしゃい。買ってくれてありがとう。代金○○円ね。……はい、これおつり。落とさないよう、気をつけてね」みたいな感じで十分では? 客として扱いつつも「大人対子供」という関係もおさえておくことは、ある意味大事な気もするのだが……。

と、もちろんこれは特定の店員に対する意見ではなく、一般的な話なので念のため。

ところで先の話に戻ると、最後に気になったことが。店員がおつりを渡す際に「おつりのほう、大きいほうから1・2・3……○○円です」とけっこう店内に響き渡るくらいの大声でいっていた。これ、もし悪い人間が聞いていて、この小学生の子の帰るあとをつけていったら……? とか考えるのは、心配しすぎ?(汗)
#そういう意味でも、子供向けの接客っていうのはあるべきではないかと?


(おまけ)
全然関係ないけど、グーグルのロゴが「frank lloyd wrightフランク・ロイド・ライト)」になってた。6月8日が彼の誕生日なのだとか(すでに故人だけど)。
http://www.google.co.jp/logos/frank_lloyd_wright.gif

●参考:フランク・ロイドの世界
http://www.mitsuihome.co.jp/flw/index.html

●グーグルのロゴの歴史?
http://www.google.co.jp/intl/ja/holidaylogos.html