★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

私が落し物を無視する理由(ワケ)

例えばスーパーなどで落し物・忘れ物を見つけたらどうします? 私は「見なかった」ことにしています(おい?)。いや、気持ち的には店員さんに預けて落とし主さんの手元に届くようにするのがいいと思うのです。しかし、実際にはこちらの手間がかかるだけであまりいい思いがしなかったり……。

以前、百貨店の書籍コーナーで、財布の入った紙カバンが置き忘れてあったのを、カウンターまで届けたことがあります。自分としては別に謝礼目当てじゃなく、誰かに盗られたら落とし主さんが困るだろうなぁと考えて、とりあえず店員さんに預けておけばいいと思ったのです。

けれども品物を預けるだけでは終わりじゃないのです。その場で「中身の確認」に立ち会わされるのです。財布の中のものをひとつひとつ取り出しては店員が「これこれがはいってますよねぇ」とこちらに確認を求めてきます。これ、はっきりいって不愉快な気にさせられるのです。

時間的に拘束されている(次の行動がとれない)のもありますが、何よりも「なんだかなくなっているものがないかどうか確認されているのかなぁ?」という疑問を感じてくるのです。もちろん、店員さんの態度が最初からこちらを疑ってかかっている、というわけではないのですが。

一方の落とし主さんからすると、落し物が見つかった時点で「ハッピーエンド」。良かったなぁ!の一瞬でおしまいなんですよね。「それなら良かったじゃない?」と思われるかもしれません。確かに、相手の手元にもどってよかったっていう気持ちはあるのです。けれどもそれ以上に、それまでに味わった時間的・気分的損失のほうが印象に残ってしまうのです。

また結果論ですが、届けることでトラブルに巻き込まれる可能性もあるわけで……私の場合は中身の確認中に落とし主さんが現れて、それがごく普通のOLさんで「ありがとうございました」「どういたしまして」ですんなり終わりましたが、これがもし変な人(どんなんやぁ?)で「中身が足りない!」とか騒がれたりしたら……と考えると、やっぱり届けてあげる気持ちが萎えてしまうんですよねぇ。特に今のご時世ともなると……とほほ。

というわけで、私自身は落し物を見つけても無視する基本姿勢なのですが……そもそも落し物をしないように気をつけましょう>みなさま

追記:
某大学病院の一階待合ロビーで財布の忘れ物を見つけた知り合いの例。同じ階の「総合受付」に持っていったら、落し物は「警備カウンター」へといわれ、すぐ隣のその警備カウンターに行くと今度は、別の階にある「警備係室」に届けて欲しいといわれたそうです。さすがにカチンと来て「病人やねん! しんどくて動かれへん!」と答えたそうです。そりゃ、怒りたくもなりますよねぇ。