★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

事件現場に供えられた花束のその後は?

今日の大阪はときどき小雨がぱらついたりちょっと変な天気。寒かった。


事件現場・事故現場に供えられた花束やお菓子などの食べ物……何かの事件や事故が起きた際、新聞やニュースでよく目にする映像だと思います。けれども、見るたびにいつも気になるのが、そうした献花や供え物の数々はその後どう処理されているのか? ということ。

そこでネット検索してみると、こんなページを発見。というと簡単に見つけたように思われるかもしれませんが、実際はけっこう時間かかっています(苦笑)。

●花束
http://www.tanteifile.com/diary/2003/08/26/

要するに「ゴミ」として処理されるようです。当然といえば当然?

もちろん、遺族やその関係者が現場に供え物をしたいという気持ちは当然ですし、またそれは問題ないと思うのです。後日また来て新しいものと交換し、枯れた花などは自分たちで持って帰って処分するはずですし。

問題は、遺族族以外の全然関係の無い赤の他人が置いていくもの。もちろん、亡くなった人の霊を慰めてあげたいという気持ちは尊いもの。けれども現実問題として、そうした善意の人たちが現場に献花や供え物をどんどん置いていったとしても、最終的には花は枯れ、食べ物は腐って大量のごみになっていくわけです。

そしてそうしたゴミを処分するのは、近所の人やあるいは役所などの行政機関など、いってみれば関係のない人たちなわけで。ただし、場合によっては遺族に連絡が入り、片付けるよういわれることもあるとか(さらに遺族に負担をかけてどうするのか?)。

というわけで、よく目にするあの光景、その後はけっこう現実的な問題(ごみ処理問題)が待っているわけです。

きっとテレビや新聞の映像に触発されて、「自分も花束をもっていこう」という人が多いと思います。けれどもそうして現場に置いていく供え物の数々は、最後にはゴミとなります。そしてそれは、誰かが処分しないといけないわけです。

そう考えると、むしろ供え物を持っていくのは控えたほうがよいと個人的には思えるのです。どうしても持っていくというのであれば、少しの間お供えたあと自分で持ち帰るとか、あるいは痛んだ供え物を目にしたら少し持ち帰るなど、ゴミにならないよう協力する気持ちを持っていくべきではないかと? いずれにしろ、供えっぱなしではいけないはず?