UFJ銀行のひと足早い衣替えは、うまいPR戦略？

UFJ銀行は今日5月23日、女子行員の制服の衣替えをひと足早く行なったと、テレビや新聞で目にした方も多いのでは？　衣替えといえば6月。それを10日ほど早く行なったということですが。

このニュースを見て、おもわずうなってしまいました。うまいなぁ、と。だって、衣替えを早くしただけ。それだけのことで、いろんなメディアが取り上げてくれるわけですから。これだけのPRをお金をかけてやるとどれくらいかかるのか？　と考えると、ほんとにウマイ？（笑）

もっともUFJ銀行によると『利用者に一足早く夏を感じてもらいたい』という理由だそうですが……いやいや、ほんとはPR戦略のはず？（笑）

早起きは三文の得……とは全然ちがうかもですが、世間が同時にやっている恒例行事などを、ちょっぴり早くして、メディアに取り上げてもらう戦略、ほかも参考にしてみては？……てフカヨミ（あ、変換されないや）しすぎでしょうか？（苦笑）

ところでこのニュース、各メディアで微妙に表現が違っているのがツボだったり。見出しでいえば、うまいとおもったのがこれ：

●きょうの都心は夏日　UFJ行員、最後の衣替え（経済ニュース（ANN））

「最後の衣替え」の＜最後＞で読む気にさせられるという……うまい。『UFJは今年10月に三菱東京と統合するため、この制服姿もあと数カ月です。』ということなのですね。

ところがこの部分については、ほかにもっとうまい表現をしているところが。

●『ＵＦＪ銀行では この秋に三菱東京グループとの統合を控えており、恒例の一足早い衣替えも今回が最後。来年は銀行そのものの衣替えとなります。』（社会ニュース（JNN））

「銀行そのものの衣替え」……これ書いた人って、頭に浮かんだとき「お！我ながらウマイ表現じゃーん？（ニヤリ）」て小さくガッツポーズしたのでは？（笑）