★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

価格競争より、「価値」の競争が大事

「マック値下げで客数増加 4月の外食産業調査」というニュースをヤフートピックスで見ました。『ファストフードは客単価が2・5%低下した半面、客数が5・8%伸び、売上高は3・2%のプラスだった。』なるほど、値段を下げてもお客さんが増えれば、結果的にはプラスになるのですね。でもこれって、いつまで効果があるのかなぁと心配も。と、私が心配してもどうなるものでもないのですが(苦笑)。でも以前も値下げして結局あとでその反動が来て、とても困っていたような……?

たしかにモノの値段というのは、安いほうがうれしいもの。けれどもその安い分、どこかで何かを(=コスト?)削ってるはずなんですよね。例えば材料の何か(何?(汗))を削ったり、あるいは店員さんの何か(だから何?(汗))を削ったり……。

「安くていいもの」ていうのは幻想で、実際はどこかで妥協があるはず。実際お客さんだって「安いからまぁいいか」という気持ちはあるはずで。

昔はたしかに「安くていいもの」があったと思います。でもそれは、はじめにいいものありきで、そのいいものをどうやって安く売るか、つまり余分なところは削れないか?という発想であり、それを実現した上での安さだったような。

今はちがう。はじめに安さありきで、「安いものをどうやっていいものに見せようか」のような気がするのです。だから、何かを買ってもどこか満足できないところがあるような。そしてだんだんモノに魅力を感じなくなって、モノが売れなくなるという……価格競争の弊害という気がします。

逆にいえば、本当に良いモノつまり本心から欲しいと思えるようなモノであれば、安くなくてもお客さんは買ってくれるはず……というお店の例として新聞で見たのが「ウンナナクールune nana cool)」。2001年3月にワコールから生まれたあたらしいブランドの下着屋さんだそうです(各地に店舗あり)。
http://www.une-nana-cool.com/


『ワコールの下着づくりのノウハウをきちっと守りながら、高い品質とお手頃プライスでお届けします』て、お手頃価格といっても私にはちんぷんかんぷんなのですが(苦笑)
Webカタログ
http://www.e-shop.wacoal.co.jp/catalog/quickview/unenanacool/index.asp

とりあえずお店の例はこちら:
http://www.yodobashi-umeda.com/fashion/fashion_unna.html

商品だけでなく、陳列方法にもこだわりがあるのがわかります。試着室も、ホテルの部屋みたいにすごいのだとか(どんなんやー?)要するに商品だけでなくその選ぶ過程にも満足してもらおうということなのでしょう。

そこで、新聞記事で紹介されていたキーワードが目に入った。『価格競争より、「価値」の競争がしたい』(たしかこんな言葉だったかと)。ますたぁ、たしかに!と思った(ここはプロジェクトX風のコメントで(笑))

ホント、これからは「価値」の競争を期待したいものなのです。価値さえあれば値段は関係ない(という人たちもいる)のですから。

というわけで、いきなりですが、世の中にはこういうものにも価値を見出す人たちがいるということで。

コレジャナイロボ
http://tenant.depart.livedoor.com/t/livedoorshop/item_detail&id=346279.html

「欲しかったのはこれじゃなーい!!」っていうロボットを欲しがる心理っていったい?(笑)