電話加入権半額っていうても……

『来年３月、電話加入権半額　ＮＴＴ、廃止時期は示さず』なんて記事を目にしました。固定電話に新規加入する際に利用者が支払う７万２０００円（税抜き）の加入権料（施設設置負担金）を、来年３月１日に半額の３万６０００円に引き下げるとか。

しかし、実際のところ、まるまる加入権料を払った人はいないような？　というのも、家電量販店で電話機買えば、セットで１〜２万ぐらいで加入権は買えるはず。半額の３万６０００円でもまだ高すぎ！（爆）

しかし、逆に言えば現実的な価値は１〜２万ぐらいでしかない。だから、加入権料を全廃するといっても、せめてその現実的な価値の分ぐらいは、利用者に返すのがスジではないかと。

何も現金で返す必要はない。一定期間の基本料金引き下げあるいは１年間無料サービスなど、やり方はいろいろあるはず。

財産として認識されてきたものをいきなりナシにするというのは、とうてい利用者に理解できない。新聞広告などを使って利用者の理解を求めるとしているらしいが、それなら、その分も含めて利用者に少しでも還元したら？　と思う（笑）

いずれにしろ、利用者に理解を求めるなら、NTT側もある程度の出血（出費＝赤字？）は覚悟すべきのはず。はじめから「いっさい返金しない」と開き直っているのは問題ではないかと。

＃対抗措置として、72,000円分の電話料金を支払い拒否する人が続出したりして？（笑）