★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

水難事故の出遭ったら、どう行動すべきなのか?

毎年夏になると、水難事故のニュースを何件か目にすることと思います。その中でも特に多いと思われるのが、救助者も命を落としている事故。

例えば先日もこんな事故がありました。

●水難事故:京都・伏見の男性、川に流され死亡 中1二男も不明−−奈良・天川村
http://www.mainichi-msn.co.jp/search/html/news/2004/08/03/20040803ddn041040043000c.html

結局この水難事故では、救助に向かった3人も溺れかけ、うち2人は救助されましたが、遭難児童の父親が死亡、遭難児童もその後死亡が確認されました。

この事故では遭難児童もなくなってしまいましたが、実際のところ、遭難者は助かったものの、救助者のほうが命を落としてしまったという事故も多かったりします。

ドラマなどでは、水難事故を見つけたら衣服を脱いでさっと飛び込み救助に向かう……なんてシーンがありがち。でも実際には、泳いで助けに向かうというのは、かなり危険が伴う行為。ライフセーバーのような専門家でも、何の道具も持たずいきなり飛び込んだりは絶対しないそうです。

じゃあ水難事故に遭遇したとき、黙って見過ごすのか? といわれれば答えに困るのですが……でも少なくとも、水だって火事の炎と同じくらい実は危険なもので、あわてて飛び込めば自分の命も奪われかねない、という事実だけは認識しておくべきです。

で、思うに、これから水の近くに遊びに行かれる方々がいらっしゃるなら(泳ぎじゃなくて魚釣りとかでも)、必ず浮き輪やビーチマットなど浮くものをいくつか持っていくべきです。そして子供には救命胴衣(ライフジャケット)を着用させること。つまり、事前の備えをしておけば、かなりの確率で水難事故を防げるはずなのです。