「長嶋ジャパン」という違和感

新潟・福島の豪雨のニュース。水没した家屋や自動車などの映像が衝撃的でしたね。まだ明日の昼まで雨が続きそうとのこと。現在はもちろん、雨がやんだあとの復旧作業など、災害に遭われた方々の苦労を考えると、こちらまで胸が痛む思いがする、という方々は多いことでしょう。

しかし、そんな災難に遭っている人たちがいる一方で、野球やサッカーのゲームが行なわれており、そしてそれを楽しんでいる人たちもいるわけですが、それはそれってことで。

で、気になったのが野球。五輪参加チームを「長嶋ジャパン」と呼ぶのはいい加減やめたらどうなのか？　今日の壮行試合の実況でもアナウンサーがしきりと「長嶋ジャパン」を連呼していたようですが、耳障りに感じた方は多かったのでは？　だってご本人がいないのだから。連呼されるほどその（監督不在という）不自然さが際立ってくるわけで。

実際、今の「オールジャパン」を率いているのは中畑さんでは？　だから本来は「中畑ジャパン」になるはず。誰か、勇気を出して「中畑ジャパン」あるいはせめて「オールジャパン」ぐらいに呼称変更してくれれば良いのですが……て無理かなぁ。なんてたって長嶋さんですし（意味不明）。

皆が違和感を感じつつも、いまだ使われている「長嶋ジャパン」という名称。いったいいつまで続くのやら？

●今夜のBGM
『ラヴ・ソングス / ナタリー・コール』
（ Love Songs / Natalie Cole ）
http://www.amazon.co.jp/exec/obidos/ASIN/B00005HUO1/250-4010123-9004205

ジャズ・ヴォーカルの巨人「ナット・キング・コール」の娘。もちろん実力もあり、父ナットへ捧げた1991年の『アンフォゲッタブル』は、ビルボードで見事１位に輝き、グラミー賞7部門を獲得。トップ・シンガーとしての揺るぎない地位を確立している……という話は、あまり知らずに聴いてたりします（苦笑）。

大ヒットした『アンフォゲッタブル』が収録されているので手にしてみたというのがホントのところ。ほかに「恋におちたとき」（映画『めぐり逢えたら』のエンディング。てあれは別の歌手ですが）や「アズ・タイム・ゴーズ・バイ」などもオススメ。