★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

低年齢の子供に対する教育制度の充実こそ重要では?

少年犯罪が話題に出るたびに思っていたこと。それは、何歳ぐらいから子どもに「犯罪意識が芽生える」のか? ということ。

例えば、小学校低学年のウチなら、さすがに万引きや傷害事件を起こす子供はいないはず。けれども中学1年生ならそういう非行行為が行なわれることもありうる。ということは、少なくとも小学生から中学生になるまでの間に、犯罪意識が芽生えるといえるのでは? そしていったん芽生えたら、その後の矯正はなかなか難しいのでは?

こう考えた場合、本来は小学校における教育内容を今以上に充実させることこそ、将来の犯罪発生率の減少につながるはず。もちろんここでいう教育とは、単に勉強だけではなく、社会のマナーや法律をしっかり守るという公共心や遵法心といったものまで含みます。こうした教育を低学年のうちにもっとしっかりやっておくべきではないかと(もっともそうした教育を子どもたちに徹底するためには、その親に対する指導も必要かもしれませんが……)。

もちろんそのためには、教育関係の予算を充実させたり、学校がもつ権限をもっと強化する必要があります(学校により強い権限があれば、児童虐待のケースでももっと積極的に動けるはずですし)。

けれども現実には、市町村の財政難による経費・予算削減のいちばんの対象となるのが、子育てや子供の教育関係予算の気が……しかし、このあたりでひとつ、低年齢の子供に対する教育制度の総合的な改善・強化を図るべきかと思われるのですが……ねぇ、小泉総理?
#病気予防同様、犯罪についても予防が必要な気が。つまり、犯罪増加に対して警官の数を増やしたり、刑務所の数を増やしたりということに予算をかけるより、犯罪者予備軍を増やさないよう、子供の教育に予算をかけるべきではないかと?

今日起きた2つの悲惨な事件に、いろいろ考えてしまいました。

●小6女児、同級生女児に切られ死亡 長崎・佐世保
http://www.asahi.com/national/update/0601/022.html

●小5女児がマンションから転落、死亡 兵庫・加古川市
http://www.asahi.com/national/update/0601/031.html

11歳の子供が自殺したり、殺人を犯したりなんて、本当に悲しいですよね。



今夜のBGM:
『Alone/But Never Alone / LARRY CARLTON』
(アローン・バット・ネヴァー・アローン / ラリー・カールトン
http://www.universal-music.co.jp/jazz/best200/UCCU-5108.html

知る人ぞ知る一流ギタリスト、ラリー・カールトンの作品(1986年発表作品)。いわゆるジャズ・ヒュージョン系のインストアルバム。但し使っているギターはアコースティック中心。全体的に落ち着いたオトナのサウンドが魅力的? 夜のドライブなどにオススメ。でも39分と短めなのが少し残念。
ちなみに一曲目の「Smiles And Smiles To Go」は、大阪のFMなどの交通情報(トラフィックリポート。日本道路交通情報センター提供?)のBGMに使われていると思うのですが、気のせい?