目線に注意？

首相批判の家族会にメール５００件　４分の３が批判の声
http://www.asahi.com/national/update/0525/024.html

小泉首相の北朝鮮再訪朝の結果に対し、怒りの感情をあらわにして批判していた、「北朝鮮による拉致被害者家族連絡会」（家族会）の映像。これを見て、例のイラク邦人人質事件での被害者家族の様子を思い浮かべた人は多かったのでは？　それを裏付けるようなこのニュースなのですが。

怒りの感情を持つことは当然なのかもしれません。しかし、それをオモテに出してしまったのはやはりまずかったのでは？　思うに「目線が上の発言」というのは誰しも耳に心地よくないはず。

あと、極端な発言というのは、マスコミに利用されやすいということも明らかになったようですね。この記事を読む限り、家族会いわく『「テレビでは報じられていないが、発言者は首相の労をねぎらい５人の帰国への喜びを表した」』と。

事実が報道されたとしても、真実を報道しているとは限らない。事実と真実とは違う。事実だけを並べても、その並べ方に主観が伴うという意味で、客観的な報道はありえない。……やはりマスコミ報道をうのみにするのは危険ってことで（汗）

ところで話は変わりますが、「目線が上の発言」というか、配慮が足りないなぁと感じたのは、帰国後子どもたちが食べたホテルの料理についての感想。会見で記者から尋ねられて答えたのが「子どもたちはまずいといっていた」云々。いくらなんでもこれはホテル（の料理係）に失礼では？（汗）。

事実かどうかはともかく、ここは「なれない日本での食事で、口にあわないらしかった」ぐらいの配慮があってもいいはず。と思っていたら、次回の会見で同様の質問に対しては「ホテルの高級料理があわないらしく、北朝鮮風の料理から慣れていくようにしたい」というような発言になっていたみたいですが（＾＾；）でもほんと、ホテルの人もすごいショックだったでしょうね？

今夜のＢＧＭ：
『Bewitched / Eddie Higgins（魅惑のとりこ/エディ・ヒギンス）』
ジャズピアノアルバム。出会ったきっかけがすごい。図書館の検索システムで「ビギン」のアルバムを探そうとしたら、なぜか今回のアルバムもヒット。「ヒギンス」の「ひぎん」にもあいまいにヒットした様子（笑）。でもこの出会いがなければ、このアルバムを聞くこともなかったと思うと、運命的なものを感じたり……て、おおげさな？（苦笑）
意外と合うのがクルマ運転中のＢＧＭ。ゆったりした気分で運転できること間違いなしのオススメアルバム。音源・音質が非常によいため、ロードノイズやエンジン音にも負けません（たぶん）。
お気に入りは「縁は異なもの」「エスターテ」「枯葉」などなど。

追記：
メールチェックでエラーが出るので、なんで？と思っていたら、メールサーバのメンテナンスのようす。ううーん、いつ終わるの？（苦笑）

●メールサーバのメンテナンス実施のお知らせ。（2004年 05月 21日 (金) 20:55:57）
http://210.230.82.16/member/trouble/
＃「メールサーバの冗長化」ていったい？