イラク邦人人質事件の3人が解放されたそうですが……

イラク邦人人質事件の3人が解放されたそうですね。というわけで、解放を喜ぶ家族や関係者の様子がテレビで流れていたりするのですが……正直なところ、素直に喜べない気持ちなのは、ワタシだけ？（＾＾；）

ひとつには、解放前、新たに別の邦人ふたりが誘拐された可能性が報じられたせい。まるで3人と入れ替わるように行方不明になった印象が（汗）。

また、別に誘拐されたイタリア人の人質ひとりが殺害されたこともあわせて考えると、素直に喜びすぎるというのも、どうなのかな？　と……。

その意味では、家族など関係者が解放を喜ぶこと自体はさておき、そうした様子をそのまま流しっぱなしにするマスコミの報道のあり方が問題なのかも？

そういえば、今回の事件についての日本国内での反応について、自衛隊撤退を求める署名活動などのニュースを流していた件。これはそのまま邦人を誘拐した犯人たちにも伝わったはず。これは結果的に犯人たちへの協力になっていたのでは？　と、今にして思えたりも。

国際的な事件ということで、ついつい無条件に情報を流しっぱなしにしているように感じられますが、本当は問題ありなのでは？　人質の安全そして国益を考えてもっと慎重に報道すべきだったのでは？　と、日本のマスコミの報道のあり方を見つめなおしてみるべきかもしれませんね？