レジ袋有料化に思う

スーパーなどのレジ袋が有料化されるという話。年間３００億枚とされる消費量を抑制し、プラスチックごみの増大に歯止めをかけるという狙いで、レジ袋１枚当たり５〜１０円に設定される見込みとのことですが、さて、有料化で果たしてレジ袋の消費量が減るのかどうか？

一回の買い物で持ち帰るレジ袋の数って、多くても３枚ぐらい？　ということは、金額にして１０〜３０円。この程度なら払う人も多いような気が？　それにスーパーのレジ袋って、生ゴミをまとめたり、あるいはゴミ箱用の袋にしたりと、日常生活で使用する頻度が高いし……。

でも、実は約半数の市町村ではプラスチックごみとして「分別収集」されているのだとか。ウチではごく普通のゴミとして利用している（＊）ので、今回初めて知ってびっくりなのですが。そういう地域では、生ゴミとかはどうやってまとめていらっしゃるのか……て、市販のビニール袋を使うのでしょうか？
＊最終的には、市販の半透明の袋にいれて捨てますが。

まあでも考えて見ると、昔はスーパーではなく、市場（いちば）で買い物をするのが普通でしたが、そういう時代にはレジ袋なんてもちろんなく、当然、買い物袋や買い物カゴを持参していたわけです。だから、ちょっと昔（ちょっとかな？）の買い物の仕方に戻るだけと思えば、それまでのことなんですけどね。

しかし思い出してみると、その頃って、ゴミを持ち帰ることも少なかったような？　例えばお豆腐とかは家から持ってきた容器にいれてもらっていたし、魚とかはお店で新聞紙にくるんでいた（はず）だから、トレイやらビニール包装やら、そういうゴミは持ち帰ることが少なかったと思います。ペットボトルに入った飲み物なんかもなかったしなぁ……と語る私はいったい、いつの時代の人？（ばいやー？（苦笑））

参考：
●レジ袋、０７年にも有料化　法整備で促進　環境省方針
http://www.asahi.com/life/update/0610/001.html