学力問題：世界のトップレベルでないとダメなのか？

鬼の首でもとったかのように騒がれていたニュース、でしょうか？

●日本は数学６位、読解力１４位に転落　ＯＥＣＤ学力調査
http://www.asahi.com/national/update/1207/011.html

『文部科学省は日本の学力について初めて「世界のトップレベルとはいえない」との表現を使い、厳しい現状認識を示した。』とのこと。

しかし、世界のトップレベルでなければダメなのか？

例えばアメリカ。ノーベル賞受賞者を毎年あたりまえのように出しているため、受賞のニュースが日本ほど大きく報道されないとか。それほどの国なのに、上位に入っていないという。

平均的な学力のランキングを気にするより、むしろ、世界的な才能の持ち主をどれだけ育てられるか、もしくはその環境を有してしているかを考えるべきでは？

いずれにしろ、昔より学習に当てられる時間が減っているのだから、平均学力が下がるのもある意味当然のはず。元に戻したいのなら、韓国のように、教育にもっと力をいれ、学習時間も再び増やすべきである。

ちなみに韓国はどの分野でも上位にランクしていて、なかでも「問題解決能力」はトップだとか。なるほど、だから、大学進学のための全国共通試験をめぐる集団不正事件が起きるわけかと納得。携帯電話メールを駆使して解答を送受信したり、中継者として受験生に解答を送信したりしたと、問題解決のためには手段を選ばないってことなのか？（笑）

て、オチにしようと思ったら、こんな事件が。

●亜大野球部員５人逮捕、電車内で強制わいせつ未遂容疑
http://www.asahi.com/national/update/1207/021.html

国士舘大サッカー部員の事件後だけに、いったいどういう頭の構造なのか？とあきれるばかり。学力強化より、人間性の強化を図るべきでは？＞文部科学省