（プロ野球新規参入問題）テレビ番組のスポンサーは怒るべきだ？

プロ野球の新規参入問題で、楽天・ライブドアをとりあげるテレビ番組が増えている。これについて、番組のスポンサーは怒るべきだ。なぜなら、自分たちが金を出している番組で、他の企業ががタダで宣伝してもらってるのだから。

楽天・ライブドアにとっては、新規参入が認めれれば大成功。球団所有による宣伝効果は大きい。しかし、認められなくても、これまでマスメディアに取り上げられることによって、大きな宣伝効果を得ている。いずれにしろ、楽天・ライブドアが損をすることはない。

マスメディアは「ニュースを伝えているだけ」と思っているかもしれない。しかし、どういう趣旨であれ、番組でとりあげることが会社の宣伝につながっている。もちろん、タダ。同じ効果をＣＭ・広告でやろうとすれば、どれだけの費用がかかるのか……？　企業宣伝にうまく利用されているのではないか？

一方で気の毒なのが、番組スポンサーである。番組は成り立つのは、スポンサーが宣伝費を支払っているからである。なのにその番組の中で、タダで宣伝してもらってる企業がある。この矛盾に番組スポンサーは怒るべきである（笑）。