★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

ロシアと日本の違いとは?(シンクロナイズドスイミング・デュエット

シンクロナイズドスイミング・デュエット決勝、日本は銀。ロシアは金ということで、またしてもロシアの壁を越えられない結果でしたね。いったいどこに違いがあるのか? それは「全体的な印象」かなと、個人的に思えるのです。

ロシアの演技の印象は? というと「なめらかな展開・優雅な演技」というイメージがすっと思い浮かぶのではないでしょうか? 線の動きに例えると、波線を描くかのように、ゆらゆらと、そしてなめらかに演技が展開されていく。どこか強烈な印象が残るポイントはないけれども、終わってみれば「なめらかな展開・優雅な演技」……全体的な印象が残っている。

一方、日本の演技は? というと、ひとことではいいづらいのでは? 全体的にまとめる言葉が見つからないのです(って、私だけ?)。けれども、個々の演技ポイントは強く印象に残っています。例えば、笑いの姿勢、そして脚を立体的に交差させるという難度の高い技のシーンなど……線に例えると、日本は波形ではなく、凸(でこ)形を描くかのように技・技・技……が展開されている。そんなイメージなのです。

互いの技の難易度にそれほど違いがあるのではなく、それらをつなぐ展開の仕方=全体的な表現力に差があるような気がするのですが……て、あくまで素人の印象ですけど(^^;)

結局のところ、テーマと音楽の選択が西欧中心の審査員の好みに合っていない気もするのですが。実際、外国人記者たちからも「音楽をもう少し西洋風のものにしたほうが良かったのでは?」という声もあったようですし。

秋の虫たちの音色が日本人にとっては心地よく聞こえるのに対して、西洋人にとっては雑音にしか聞こえないという話も聞いたことがあります。日本的なしぐさや音楽が西洋人には本質的に合わないってことがあるのかもしれませんね。
#日本の伝統芸能、例えば歌舞伎などでクラシック音楽が流れたりしたら、やはり違和感を感じるのと同じような?