★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

アテネオリンピックのテレビ中継にハマる日々

というわけで、日記etcも滞りがちですが、あしからず(^^;)

今日は、柔道女子78kg級の阿武教子(警視庁のヒトなのですね)の金メダル。準決勝同様ほとんど技がでないので、ばいやー(=やばい)?と思っていたのですが、見事一本勝ちで、悲願の金メダル獲得。おめでたうなのでした。

ところで今大会ちょっと注目しているのが、選手やその関係者のコメントや態度。日本と違って、世界の国々では「祖国」や「社会」を意識している点が目立つ気がするのです。

例えば金メダルをとったある選手は、「このメダルを祖国と女王にささげたい」と語ったとか。あるいは別の金メダリストの祖父は「これで祖国に貢献できる」と語ったとか。

そして金メダルを獲った水泳のフェルプスアメリカ)の、表彰式で見せた態度。国歌演奏中、それまでかぶっていた冠を脱いで胸にあて、直立不動のままでいた姿が印象に残っています。祖国に敬意を払っているんですね。ごく自然な動作だったのは、国でそういう教育を受けているからでしょう。

それからアナウンサーの選手説明で印象に残っているのが、柔道女子52kg級3位決定戦で惜しくも敗退した、フランスのアナベル・エーラヌ(Annabelle Euranie ウラニとも)のこと。貧しい家庭環境から這い上がってオリンピック代表にまでなったそうです。だから彼女は、柔道を通じて同じような境遇にある子どもたちの力になりたいと常々考えているとのこと。柔道をやる目的が決して個人の事柄にとどまらず、社会貢献を意識しているわけですね。

一方で、日本の選手のコメントや態度には、そうした「外」を意識したものがあるかといえば、うーん……という感じなのです。もっともこれは、報道する側も「外」を意識しているかどうかという問題がありますが。

コメントを求められて、まず先に支援してくれた人たちへの感謝の言葉を述べる選手にはほっとさせられるのですが(最後まで出ない人もいる?)、そこを超えて、祖国や社会に対する意識や気持ちをアピールできる選手がいないようで、ちょっと気がかりだったり。って、私が知らないだけ?(汗)