ドメイン直打ちする人っているのか?!
こういう記事が。
●テレビCMで流れるURL、半数は「覚えていない」〜Webドメインマーケティング調査
http://internet.watch.impress.co.jp/cda/news/2004/05/06/2996.html
見出しのマジックといいますか、これ、CMを見た人の半数かと思いきや;
『テレビCMでURLを見たことや聞いたことがあると答えた人は全体の約60%を占めたものの、そのうち「URLを覚えている」と答えた人は50%を下回る結果となった。』
つまり、「URLを見た記憶がある人60%」のうちの、そのまた半数。つまり、全体でいえば、「30%」?!(@@;)こわいわぁ〜?!
というわけで、結果的には、CMで表示されたURLを覚えている人はあまり多くないということになりますね。でもそれはある意味当然かも?
その理由は私たちのネット利用方法にあります。といっても個人的な見解になりますが。一般的には、「ドメイン直打ち(=URL直接入力)」するより、検索サイトでキーワード入力しその結果から目的のページへアクセスするほうが圧倒的に多いはず。
その意味では、アクセス効果を期待するならURLを覚えさせるよりも「○○で検索してね!」のほうが覚えてもらいやすいはず。事実、以前にそういうCMを見たことがありますが、その告知方法に目からうろこなのでした。
さらに「○○で検索してね!」方式なら、多くのヒトが検索することで、検索サイトでの表示順位のアップにもつながるはず(笑)その他、たとえURLが変わっても見つけてもらえるというメリットもありますね。
というわけで、ホントならドメインよりキーワードの印象付けのほうが重要なのでは? と思うのですが、さて、この調査の元ページを見てみると……;
『TVCMからWebサイトにアクセスする際、企業のホームページや、検索サイトを通してアクセスする方法ももちろんあるが、ユーザーにとっての近道は、ドメインを直打ちさせることに他ならない。そのためには、「アドレスを覚える苦労をユーザーにさせない」ということが重要となることは間違いない。「汎用JPドメイン」がその鍵となる役割を担ってくるだろう。』
http://webdomainmarketing.jp/research/index.html
要するに、「汎用JPドメイン」を普及させたい?(笑)
……て、ここにも関連情報が:
●テレビCMでドメインは覚えられない?
http://webdomainmarketing.jp/fact/index.html
キリン「午後の紅茶」のキャンペーンサイトの例があって、『「午後の紅茶」でGoogle検索をかけると、このキャンペーンサイト( http://gogo-tea.jp/ )は検索結果上位に表示されない。』として、「検索エンジンとキャンペーンは相性が悪い」という見解がある。
しかし、普通は「午後の紅茶」公式サイトへアクセスして、キャンペーンサイトへのリンクを探すと思うのですが……ていうか、公式サイトにキャンペーンサイトへのリンクがない?!(@@;)
なんか間違っている気がするのは私だけ?(汗)