★ますたぁ日記(一語一会)

ますたぁ@BAYSIDE BREATHがつれづれなるままに書き綴る日記のページ。

インプットとアウトプット

インプットは比較的簡単だけど、アウトプットは難しいと悩む今日この頃です。

インプットとはこの場合、情報や知識を取り入れるという意味。例えば本を読んだり、映画を見たり、新聞・ニュースを見たりして。あるいはそういうはっきりした形ではなくても、日常生活でのちょっとした出来事から、何か感じたこと・思ったことがあれば、それもまたインプットといえるでしょう。

そういう意味では、インプットとは誰もがごく自然と行っている行為といえます。

ではアウトプットはといえば、それはインプットした知識や情報などをもとにして、自分が感じたことや思ったこと、考えたことを具体的に表現するということです。例えばこの日記のように、文章にしてみるわけです。

ところが、このアウトプットという作業は、インプットに比べ、とても難しい。少なくとも個人的には、とても難しいものなのです。

例として書評を挙げてみます。簡単にいえば、本の感想を書けばよいわけです。しかし、「この本は、とても良かった。おもしろかった。ぜひオススメしたい一冊です」と書くだけでは、ダメなのです。これだけでは、文章を読む人に、具体的に伝わらないからです。

その本の何が良かったのか? なぜおもしろいと感じたのか? どういう点でオススメなのか? そうした諸々のことを具体的に挙げる必要がある。そうして初めてアウトプットできたことになるわけです。

そこで気づくのが、では自分はいったい何をインプットしたのだろう? ということ。アウトプットしようとすると、インプットした内容を再確認、再吟味するわけです。つまり、アウトプットすることで、インプットした内容がより深く自分の身に吸収されるといえます。

ところが、インプットしたことがはっきりと頭に思い浮かべばいいのですが、たいていの場合は、漠然とした状態で……ということは、アウトプットよりも実はインプットのほうが難しいということなのか……うーん、尻切れトンボで今日はおしまいなのデス(汗)