終身刑の制定を考えるべきなのでは？ - ★ますたぁ日記（一語一会）

今日の日付：2006/06/20
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「光市母子殺害事件」の最高裁判決。死刑か、それとも無期懲役か、おそらくは厳しい判決が出るはずと予想されていましたが、結果は二審判決破棄・審理差し戻しという、予想からは外れた判決。もっともこれで、差し戻し審で元少年に死刑が言い渡される公算が大きくなったとのことですが。

元少年の犯行内容を考えると、厳しい刑罰を望む人がほとんどでは？　少なくとも、社会に戻ってきて欲しくはない、と考えるのでは？

とはいえ、日本での厳しい刑罰としては無期懲役、そして死刑のいずれか。前者は、無期とはいっても、何十年後かに出所し社会に戻ってくることになります。一方の死刑は、いつか刑が執行されれば、二度と社会に戻ってくることはないわけですが、その分、死刑の宣告には相当の慎重さが求められます。

つまりは、「間がない」ということになります。命は奪わないけれど、一生、刑務所から出すことはない、というような刑、つまり、終身刑が日本にはない。

しかし、もしあったとしたならば、この事件の場合、有期刑と終身刑のどちらを与えるかとすれば、すぐに終身刑という判決が下される気がします。今後は日本でも、終身刑の制定を考えるべきなのでは？